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設計監理の進め方

木造2階建て戸建住宅30~40坪程度の場合の基本的な進め方です.

案件ごとに異なりますので、参考程度にご覧ください.

1.事前相談

●住まいに関するご相談を受け付けます.電話やメールにてご連絡ください.

●ご相談内容をお伺いし、敷地調査、法的条件調査等必要な調査を行います.

●設計を進めるにあたっての基本的な方針を提案します.

●期間は、2~3週間程度が目安です.ここまでの費用は無料です.

2.設計案のプレゼンテーション

●設計案を立案し、プレゼンテーションします.

●プレゼンテーションは、基本的に配置図、平面図、立面図、ボリューム模型によります.

●期間は、1ヶ月が目安です.

●設計案のプレゼンテーション費用は、20万円(消費税別途)です.(設計監理契約締結の場合、設計業

 務報酬に充当します.)

3.設計監理契約の締結

●設計案を気に入っていただき、設計監理契約の意思が固まりましたら、設計監理契約を締結していただい 

 て、基本設計、実施設計へと進みます.

●報酬については、後述の「設計監理料について」をご参照ください.

4.基本設計

●設計監理契約の締結後、設計案をもとに基本設計を進めます.

●打ち合わせを行い、間取り、外観内観イメージ、仕上げ材等を検討し、住まいのイメージを固めます.

●期間は、1~3か月程度が目安です.

5.実施設計

●基本設計をもとに、工事の見積・発注ができる実施設計図(見積図面)をまとめます.

●確認申請書類を作成します.

●期間は、2~4か月程度が目安です.

6.見積内容の検討・工事施工者選定の助言

●実施設計図により、工事施工者に見積依頼します.建築主に希望の工事施工者がいない場合、数社に見積

 依頼します.見積期間は3~4週間程度です.

●見積内容を査定し、工事金額の調整、工事施工者の選定を行います.

●工事請負契約の目途が立った段階で、確認申請を役所に提出します.

●工事金額が確定し.確認申請が認可されたら、工事施工者と工事契約を締結します.

●期間は、2か月程度が目安です.

7.工事の監理

​●工事の着工から竣工にかけて、工事と実施設計図との照合および確認等、必要な監理業務を行います.

●竣工時、設計事務所、施主の完了検査を行い、設計事務所としての最終チェックを行います.

●役所等関係機関の完了検査に立ち会い必要に応じ指摘事項等処理し、検査済証の交付を受けます.

8.引き渡し立ち会い・設計監理業務終了

●引き渡しに立ち会います.

●工事着工から引き渡し立ち会い・設計監理業務終了までの期間は、6か月程度が目安です.

設計監理期間(上記、事前相談~設計監理業務終了まで)の目安は、およそ1年~1年半程度となります.

設計監理料について

1.新築工事の場合

設計監理料は基本的に工事請負契約金額(消費税込)の10~15%とし、最低額を2,000,000円(消費税別途)と設定しています。

2.リノベーション工事、内装工事などの場合

設計監理料は、基本的に工事請負契約金額(消費税込)の15%と設定しています。

3.支払い方法

基本的に下記のように設定しています.

1回目 設計監理契約締結時  設計監理料の20% (設計業務着手金(設計業務報酬に充当))

2回目 見積図面完成時    設計監理料の30% (設計業務報酬)

3回目 工事契約締結時    設計監理料の25% (設計業務報酬)

4回目 竣工引き渡し時    設計監理料の25% (工事監理業務報酬)

4.設計監理料に含まれない費用

・地盤調査費

・確認申請、完了検査申請の手数料(役所や指定確認検査機関に支払う手数料)

・構造計算が必要な場合、構造設計料

・建設地が遠隔地の場合、交通費、宿泊費

・その他、地鎮祭、上棟式の費用、・建物登記費用、等

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